新潟市内では、11月~12月にかけて、街路樹の剪定が至るところで行われます。
皆様も剪定された街路樹を目にすることがあると思いますが、新潟ではほとんどの街路樹が切詰剪定により棒切れのようにされてしまいます(かく言う弊社も、切詰剪定を行っている一業者です)。
市の予算も十分ではないため、路線ごとに2~3年に1度の剪定頻度に留めることが多く、大きく伸びた枝を切り詰めては、また数年で元に戻る、それをまた切り詰める。この繰り返しになってしまっています。
ナナカマドはバラ科の落葉広葉樹です。
秋になると赤く色づく果実や紅葉する姿が美しく、庭木として人気があるだけでなく、北海道や東北では街路樹にも用いられてきました。
開花時期は5~7月。白く小さな花を多数咲かせます。
その後、鮮やかな緑色の実をつけ、時期が進むにつれて、緑→黄→赤と実の色が変化していきます。
シュウメイギクは、漢字では「秋明菊」と表記されます。
その名の通り秋の風情を感じさせてくれる花で、花壇や鉢植えだけでなく、切り花としても好まれます。
ただし、キクの仲間ではなく、アネモネなどと同じキンポウゲ科の多年草です。
ホトトギス(ユリ科ホトトギス属)は、日本原産の多年草です。
あまり日の当たらない、やや湿潤な斜面や岩場などに自生します。
開花期は8~9月。直径2~3センチほどの白地に紫色の斑点のある花をつけます。
ヒメユリは、中国、朝鮮半島および日本を原産とするユリの仲間です。
開花時期は6~7月。花の大きさは5~8cmと、他のユリよりも若干小ぶりではありますが、鮮やかなオレンジ色は見る人を惹きつけます。
また、星形に花が開くことから、英名では『スターリリー』と呼ばれるそうです。
日本では、東北地方から九州地方まで、自生しているものを見ることができます。沖縄には自生しておらず、沖縄県の『ひめゆりの塔』とは特に関係は無いそうです。
ノウゼンカズラは中国原産の落葉つる植物です。
夏の暑さに負けず、橙赤色の大輪花を1ヶ月ほど咲かせ続けます。
つる植物といっても、フジやアケビなどのように巻きつくタイプではなく、幹(つる)から細かい吸着根を密に出し、他の樹木の幹や壁を這い登ります。
つるの伸びがそれほど早くないので管理しやすく、大きな棚を必要としません。
ここ2~3か月ほどの間、お庭工事のご依頼をいくつかいただきました。
外構工事であったり、植栽であったり、場合によっては、庭仕舞いのような伐採・抜根工事であったり。内容は様々ですが、例年よりも多くのお問い合わせをいただいています。
資材メーカーからも、フェンスやブロック積といった外構工事が増えている、という話を聞いています。
新型コロナウィルス感染拡大により、外出を自粛される方が多くなりました。
いわゆる“おうちじかん”の増加が、家まわりを、庭を見つめなおす契機になっているのだろうと思います。
今回は、ツユクサをご紹介いたします。
ツユクサは、ツユクサ科ツユクサ属の一年草です。皆さんも夏の間、道端で咲いている姿を見かけたことがあるのではないでしょうか。
開花時期は6月~9月の間。花は朝方に咲き、午後にはしぼんでしまいます。
漢字表記の『露草』の由来には、そうした花の変化を「朝露」になぞらえた、という説があるそうです。
弊社では2~4月中、社内実習を行いました。これは造園業者としての技術・知識の向上を図るため、作業の合間を縫い毎年行っているものです。
今回の実習の内容は、下記のとおりとなりました。
・植物の管理について
・植栽基盤について
・フラワーアレンジメント
・ナチュラリスティックガーデン
・作庭技術講習
このうち、ナチュラリスティックガーデン、作庭技術講習について、少しご紹介させていただきます。
コブシは、ハクモクレンに似た白花をつける、春を告げる花として親しまれています。
花の時期はとうに過ぎてしまいましたが、今回はコブシにまつわる伝説をご紹介したいと思います。
熊本県五家荘付近、ここには平家の落人の哀しい物語が伝えられています。
マンサクは、日本の低山地に自生する花木です。
春にさきがけ、細いリボン状の黄色い4弁花を枝いっぱいにつけ、野山を明るく彩ってくれます。
春一番に咲く(まず咲く)ことから、この名があるといわれます。
近年、ニホンミツバチの減少が問題となっています。
そのニホンミツバチを引き寄せる不思議なランがあるのをご存じでしょうか?実は、私も不勉強で知らなかったのですが、お客様から教えていただいて、新たな発見を致しました。