花の詩vol.24『ハス』(ハス科)

 7~8月頃に花を咲かせる水生植物です。

 

 「ハス」という名の由来は、「蜂巣(はちす)」が訛ったものだそうです。花が落ちた後にあらわれる果托(かたく)がハチの巣に似ていることから、こう呼ばれるようになりました。

 

 

 前回、スイレンの記事にも書いた通り、ハスとスイレンとは違う科の植物です。主な見分け方としては、スイレンの葉には切れ目があるのに対して、ハスの葉には切れ目がありません。

 

 また、水を大変よくはじくのも、ハスの葉の特徴です。ハスの葉を傘のように持って遊ぶ子供たちの姿、皆さんもなんとなくイメージできるのではないでしょうか。

 

 

 新潟では瓢湖がハスの名所です。夏の暑さに負けじと、力強さ、生命力を感じさせてくれるハスを、皆さんご覧になられてはいかがでしょうか。