![ホトトギス](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=499x1024:format=jpg/path/s2a6a77b13e1704f8/image/icd3f9606918f9adf/version/1631686329/%E3%83%9B%E3%83%88%E3%83%88%E3%82%AE%E3%82%B9.jpg)
ホトトギス(ユリ科ホトトギス属)は、日本原産の多年草です。
あまり日の当たらない、やや湿潤な斜面や岩場などに自生します。
開花期は8~9月。直径2~3センチほどの白地に紫色の斑点のある花をつけます。
![ホトトギス(鳥)](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=406x1024:format=jpg/path/s2a6a77b13e1704f8/image/i81da5e80279fe881/version/1631686367/%E3%83%9B%E3%83%88%E3%83%88%E3%82%AE%E3%82%B9-%E9%B3%A5.jpg)
この斑点模様が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることから、この名がつけられました(漢字表記は杜鵑草)。
ホトトギスには花の形が2種類あります。掲載した写真のように、上に向かって花をつける杯型と、垂れ下がるように花をつける釣鐘型とに分かれています。
本種やタイワンホトトギスは杯型、ジョウロウホトトギスなどは釣鐘型に分類されます。
同じホトトギスの仲間でありながら、まったく違った姿を楽しむことができるのも、ホトトギスの魅力と言えます。
また、ホトトギスは野趣のある姿をしているものが多く、自然風の庭にも良く用いられます。
ただし、地植えした場合はこぼれ種で横に広がりやすいので、管理には注意しましょう。
ホトトギスの生育には、若干湿気のあるところが適しています。耐寒性は強いですが、暑さに弱いものもあります。
葉焼けを起こしやすいので、夏場は直射日光を避けられる場所においてあげると良いでしょう。地植えの場合は、水切れしやすいので、特に注意が必要です。
![ホトトギス](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=519x10000:format=jpg/path/s2a6a77b13e1704f8/image/i23470f6da4f05351/version/1631686228/%E3%83%9B%E3%83%88%E3%83%88%E3%82%AE%E3%82%B9.jpg)
![シロホトトギス](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=519x10000:format=jpg/path/s2a6a77b13e1704f8/image/if51c29db21b349fa/version/1631669051/%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%9B%E3%83%88%E3%83%88%E3%82%AE%E3%82%B9.jpg)