ガーベラはキク科の多年草です。
ガーベラのもつ華やかな花は、切り花・寄せ植えとして非常に人気があります。
花の大きさは3cmほどのものから10cmを超える大輪のものまで。花の形、カラーともバリエーションが豊富で、今なお新品種がつくり出されています。
形は一重・八重・スパイダー・・・。カラーは赤・白・黄・ピンク・オレンジ・・・。そこに花の大小も加われば、膨大な数の品種となります。
お気に入りの品種を探し出すというのも、ガーベラの楽しみ方のひとつなのかもしれません。
元々ガーベラは、多年草とは言いながらあまり耐寒性が高くありませんでした。
しかし近年では、寒さに強いだけでなく、耐暑性・耐病害性の向上した品種（宿根ガーベラ）も登場し、地植えでも用いられるようになり活躍の場をさらに広げています。
宿根ガーベラはマイナス5℃の寒さまで耐えられるので、東京以西であれば屋外での越冬も可能です。
また、開花期が長期にわたるのも、ガーベラが好まれる理由のひとつです。
日本における開花期はおよそ4～6月、9～11月の年2回。
上手に管理すれば、長期間花を楽しむことができます（品種・地方によっては春から12月頃まで咲き続くものも）。
もしお店で好みのガーベラに出会えたら、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
※写真は原種ガーベラです。
