ドウダンツツジは、ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木です。原産地は日本、台湾で、もともとは西日本に自生していたものが品種改良されて、日本全国に普及しました。
耐寒性があり、暖地でも美しく紅葉します。萌芽性が強くて剪定に耐えるため、好みの形に仕立てやすく、一般家庭や公園などにもよく利用されている樹木です。
春に小さな花を鈴なりに咲かせ、樹高1〜2mほどの低木です。枝が細かく分かれて葉が密に茂るので、生け垣として利用されることが多い花木ですが、近年ではシンボルツリーとして自然樹形で植えることも増えていて、オススメの樹木となっています。
菱形のような葉がみずみずしく並んで整い、切り花として流通するほど美しい枝葉を持っています。晩秋には真っ赤に紅葉する姿も魅力です。冬には落葉しますが、枝が密に茂るので目隠しとしての機能を十分果たし、生け垣としてもおすすめです。
暑さ、寒さに強いので、一年を通じて屋外で管理します。乾燥にはやや弱いので、夏は水切れに注意し、西日が強く当たらない場所で育てるとよいでしょう。
ドウダンツツジに発生しやすい病気はサビ病で、春と秋に雨が多いと発生しやすくなるようです。葉の裏などに小さな黄色や白の斑点が現れ、やがてさまざまな色や形の斑点が盛り上がるようになります。発生初期に適応する殺菌剤を散布して被害が広がるのを防ぎましょう。
ドウダンツツジに発生しやすい害虫は、カイガラムシ、ハダニ、アブラムシ、カミキリムシです。
カイガラムシは、硬い殻に覆われている為、専用の薬剤を散布するか、ハブラシなどでこすり落として駆除するとよいでしょう。
ハダニは、葉に勢いよく水をかけるだけでも、ある程度防除できます。薬剤にも弱いので、発生が多く見られたら適応する薬剤を散布して駆除しましょう。
アブラムシは、ウイルスを媒介して病気をもたらす場合もあります。繁殖力が強く、大発生すると枝葉にびっしりと群がって見た目にも悪いので、適応する薬剤を散布して防除しましょう。
カミキリムシは、テッポウムシとも呼ばれ、幹の中に入って旺盛に食害します。侵入口からオガクズ状の糞を見つけることができるので、幹に穴やオズクズがないか観察します。見つけ次第、穴の中に噴霧するタイプの適応薬剤を利用して駆除しましょう。
紅葉が見頃な時期となりました。街や出掛け先で小さな秋を見つけてみてはいかがでしょうか。

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