冬の花の少ない時期に、少しうつむいて可憐な花を咲かせるクリスマスローズ。
「ローズ」と言いますが、バラ科ではなくキンポウゲ科の植物です。欧米では、クリスマスの頃に開花する「ヘレボルス・ニゲル」だけをクリスマスローズと呼んでいたようですが、日本では、ヘレボルス属全体の呼称として「クリスマスローズ」が定着しています。
株ごとに花形や花色が異なり、次々と花を咲かせます。
ただし、花に見える部分は本来の「花弁」ではなく、花弁の外側に あたる部分の「萼片」です。
寒さに強く、寒冷地でも元気よく育ちます。半面、高温多湿は苦手なので、排水性がよい土に植え、明るい半日陰の場所が適しています。
花色同様に葉色も様々で、開花時期でなくとも十分に楽しめます。新しい株を購入するときは、葉の美しさにも注目してはいかがでしょうか。
パンジー・ビオラはスミレ科スミレ属の園芸植物です。
ヨーロッパにて複数の原種ビオラが交雑され、現在のパンジー・ビオラが誕生しました。
花径4cm以上をパンジー、4cm未満をビオラと呼びますが、この中間サイズの小輪パンジーも存在することから、境目はあいまいになっています。
近頃では、SNS上などで「パンビオ」とまとめて呼ばれるようになりました。
この7月に、当社に新たな社員が加わりました。
事務職での採用ですが、ずっと建設関係の会社に勤めてきた方です。
覚えることが多く大変な中ですが、いつもハキハキと返事をし前向きに仕事にあたってくれています。
また、絵が得意という事で2枚ほどイラストを描いてもらいました。
こういったスキルも、どんどん活かせる場を設けたいと思っています。
ペンタスはアカネ科に属する植物です。
本来は多年草(原産地のアフリカなどでは低木化する)なのですが、寒さに弱いため日本では一年草として扱われます。
代わりに夏の暑さ・乾燥にはめっぽう強く、5~10月ごろまで花を咲かせてくれます。
ガーベラはキク科の多年草です。
ガーベラのもつ華やかな花は、切り花・寄せ植えとして非常に人気があります。
花の大きさは3cmほどのものから10cmを超える大輪のものまで。花の形、カラーともバリエーションが豊富で、今なお新品種がつくり出されています。
-花の街アーカイブズ-