ニチニチソウ(日々草)は、本来は多年草ですが、寒さは苦手で日本では一年草として扱われます。
ニチニチソウ(日々草)は花の開花が春~秋と、半年近くも咲き続ける上に、暑さにもとても強いことと、さほど手入れをしなくても咲き続けることなどから夏の定番の草花です。
ニチニチソウ(日々草)の定番カラーは、ピンク系濃淡、白、赤などですが、最近は黒に近いシックな色あいや、咲き方もカクタス咲きや八重咲、小輪種など、種類がとても豊富になってきました。
アナベルは、北アメリカ東部原産の園芸品種で、大きな花房を咲かせるアジサイの仲間です。
別名アメリカノリノキ、アメリカアジサイやセイヨウアジサイとも呼ばれます。
近年はアメリカアジサイやアナベルの名前で流通することが多いようです。
アジサイと違い花色は土壌のpHに左右されないようですが、近年はピンク色の花をつける品種も登場しています。
耐寒性と耐暑性にも優れ、日本全国で戸外で育てることができます。
アジサイは花後に花芽になる上で剪定しなければ翌年よく咲かなくなりますが、アナベルは剪定が簡単なところが魅力です。
新枝咲きのため、花後から年を越えて2月までに剪定をすれば、初夏~夏に開花します。
花の女王といわれるバラ。
バラは愛を象徴する花として知られ、華やかな花姿や種類の多さから、アレンジメントやブーケなどにも多く使われています。
庭や公園等に植えてあるバラの見事な咲き姿に、心が惹かれる方も多いのではないのでしょうか。
バラには多種多様な種類や系統があります。
バラの樹形は3つタイプがあり、木立ち性のブッシュローズ、半つる性のシュラブローズ、つる性のクライミングローズがありあます。
ソメイヨシノは、日本でサクラの中でも最も多く植栽されている樹種で、馴染みが深いサクラです。
花の美しさや華やかさは抜き出て広く認められ、明治以降に花見の用途で公園、河川敷、街路などに広く植栽されてきました。
ソメイヨシノは接ぎ木などのクローンで増殖された栽培品種であるため、環境特性が同じ同地では同時に開花し満開になります。
-花の街アーカイブズ-